劣化診断調査
給水管劣化診断調査
古くなった配管は、思わぬトラブルを引き起こします。
マンションでの漏水においては、下階への漏水被害により大きなトラブルへと発展することも少なくありません。
事前に把握しメンテナンスすることがとても重要となります。
弊社では、給水・給湯管共に内視鏡にて管の内部を調査診断致します。
調査診断後は報告書にまとめ提出させて頂きます。
また、配管を部分的に取り外す抜管調査や、超音波による肉厚測定等も対応しております。

給水管用内視鏡

内視鏡調査状況


劣化が進行した給水管



築年数の浅い段階で劣化が進行していない状況であれば、
まずは給水・給湯管内の洗浄をご提案致します。
配管材質(給水管)について

- 耐衝撃性硬質塩化ビニル管
(洗濯蛇口立上がり等、一部VLPが使用されている場合も) - 一般配管用ステンレス鋼管
- 銅管
- ポリブデン管
- ポリエチレン粉体ライニング鋼管

管内面に塩ビコーティングを施しており、直管部は錆びないが、継手部の錆隆起が問題。
表面:亜鉛めっき(SGP-VB)
中間:鋼管
内面:硬質塩化ビニル

左写真配管の継手部に樹脂製の管端コアを取り付けることで、鉄と水の接点を減らし、錆の隆起を抑える。

左写真配管の継手にコアを内蔵した継手。
鉄部露出面を減らし、錆の隆起を抑える。

プラスチック製の為、錆の心配がない。
配管材質(給湯管)について

- 耐熱性硬質塩化ビニル管
- 一般配管用ステンレス鋼管
- ポリブデン管

銅管
施工性、耐久性、軽量性等から多くのマンションで採用されているが、孔食による漏水が発生する可能性がある。

樹脂管
錆や孔食の心配がない。

プラスチック製の為、錆の心配がない。
配管劣化(給水管)について


塩化ビニールライング鋼管の腐食が発生する管端のネジ切り部

綺麗な配管内部


約築20年
直管部の3~5倍のスピードで錆が進行致します。
配管劣化(給湯管)について



綺麗な配管内部


約築20年
ピンホール等の不具合が起き易くなります。
排水管劣化診断調査
古くなった排水管も、思わぬトラブルを引き起こします。
排水管においては、漏水だけではなく、異臭の発生や外部の埋設部分では地盤沈下の発生も考えられます。
同じく事前の把握によるメンテナンスがとても重要となります。
弊社では、排水管においても内視鏡にて管の内部を調査診断致します。
また、配管を部分的に取り外す抜管調査や、超音波による肉厚測定等も対応しております。

排水管用内視鏡

内視鏡調査状況


劣化が進行した排水管

抜管した排水管